遅くなりましたが、Knit One Belowのワークショップの様子をレポートしたいと思います。
なんとか来日が間に合った、エリース・ドゥヴェコット先生です。
ワークショップの前にランチの時間をとったので、それぞれ参加者の方々が直接先生と話し自己紹介することができたのは良かったかな~と思います。
はじめは、k1b(knit one below)の伸縮性にあわせた作り目から始まりました。
実際に見ながらの方がわかりやすいので、歩き回りながらデモンストレーション。
皆さん真剣そのもの。私も正確に通訳しなくては!と隣につきながら頑張りました。
今回のワークショップの為に、本に実際に載っている物たちを沢山サンプルとして持ってきてくださいました。
ソックスは、k1bの縄編み、そしてpinwheelのかかととつま先を使ったデザインなど‥。
とても伸縮性があって履きやすそうでした☆
ここで先生が見せてくださったのが、著書の中にも載っている、Gossamer Squareのショール。
名の通り、中心から編んでいく四角形ショールですが、なんとモヘア2色で100g以下でできているそうです。
つまり、羽のようにふわっと、軽い!
もちろんショールだけではなく、セーターにも応用できるわけです。
掛け目をしながらのとじ方や、伸縮性のある伏せ目など、k1bスワッチを4枚ほど編みながら進んでいきました。
予定では6枚のスワッチでしたが、時間の関係でやむを得ずスキップした部分もありました。
え!もうこんな時間!?というほど時間があっという間に過ぎていました^^
先生の著書が人数分足りなかったのですが、じゃんけんで皆さんに決めてもらい、勝ち取った方は先生にサインをしてもらいました☆
ご本人に名前つきでサイン、記念になりますよね!
この東京ワークショップの企画の時点から手伝ってくださったT先生、そして通訳を手伝っていただいたNさん、本当にどうも有難うございました!!
続けて7日の軽井沢のワークショップの様子です。
この日は目が回るほど忙しく、まず先生を駅に迎えに行き、お昼を急いで食べ、FM軽井沢のゲスト出演の為、スタジオに行き、30分の生放送をこなし、そのままワークショップの会場に直行しました‥・
この時も教室の方々が完璧!に用意をしてくださっていて、着くと会場は準備万端でした。
お花やお茶菓子などもキレイに用意されていて‥本当に感謝です!
東京や大阪から、わざわざ足を運んで来て下さった参加者もいました。有難うございました。
楽しんで帰っていただけたようで、嬉しいです。
私の教室の方々も新しい発見が沢山あったようです。
色だけ見ていても、日本には無い色ばかりなので、勉強になる配色がちらほらありました。
やはり、実物をみて触るのが一番刺激を受けますし、好奇心を沸かせます。
そして「編むことが好き」な人がこうやって集まって一緒に学べるのはそれだけで楽しい事でした。
エリース先生が「私は日本語は話せないけれど、共通の”ニット語”を通して皆さんと繋がっていたみたい」とおっしゃってました。
本当に、そうでした☆
最後は楽しく拍手で終わり、無事にすべてのワークショップを終了しました。
初めての試みで大変な部分もありましたが、色々と私自身も勉強になり、いい経験になりました。
また、機会があればどんどん企画して輪を広げたいと思います☆
これからも応援よろしくお願い致します!
※写真一部は毛糸だま編集部の方より頂きました。有難うございました。