秋冬糸の合同展示会、行って来ました。
会場は浜松町から徒歩10分ほどの東京産業貿易会館。
展示室がそれぞれブースに分かれていて、各社の新作糸、サンプル作品が展示してあります。
販売の方から編み物教室の先生、デザイナーさんなどで予想以上に賑わっていました。
最初は私もわくわくしたものの‥
う~ん、どれも見たことのある形&編地で、新鮮さ・若さがない。
この糸いいかも!と思ったのは1種だけありましたが、デザインに関して言うとあまり魅力的なものはなし。
そしてふとニッケさんのブースを歩いていたら、なにやら面白いバックが。
メリヤス編地なのですが‥
フェルトのような特別な加工をしたシートを使い、切り目から糸を引き抜いて鎖編みをするという
シーティング編み"Sheet(ing)"と呼ばれる技法です。
興味深々で見ていたら、考案者の藤原さんが丁寧に実演しながら説明をしてくれました。(ありがとうございます!)
3年前に突然思いつかれたそうです。
横糸が通っていないので編地を好きな形で切っても解けないこと、鎖編みさえできればメリヤス編地が簡単にできるなど、とても簡単で、地元の手芸クラブの小学生を教えるときにはいいかな~なんて思いました。
写真では見にくいですが、切り込み(スリット)が交互に入っているシートです。
ボタンホールもじょきじょきとハサミで切ればよいだけ。
これは試しに直線穴あきの指なし手袋を編んでいます。
慣れないので鎖が不揃いだわ‥←刺繍でやってたのに!
シーティング編みの作品は
こちらから。
ニッケさんの説明ページは
こちら。
かぎ針を基本としているので、私の一本針のテクニックとコラボしたら面白い編地ができるんじゃないかな~?
と考えを巡らせ中です。