ニットのオンラインコミュニティーRavelryを徘徊していると、たまにおっ!これは編んでみたい、と思うデザインがあります。
それは大抵、編む過程が楽しくなるような編み方や編む人の個性が出やすいデザインで、このソックスもその一つ。編む糸でとても雰囲気が変わるんです。
らせん状に動く編地、合体しながら編むのはなんとなく合理的で好きです。よくデザインにも使ってます。
編地はなんでもないメリヤスなのでつまらないのですが、使う段染め糸で色の変化、そしてスパイラルに動く様子が楽しめます。
かかととつま先部分は、別編みです。
かかと部分全部の目を拾って、半分引き返し編みをして最後にメリヤスはぎで残り半分と合体するという構成。
かかと編みって何度編んでも面白い!
簡単に言ってしまうと、メリヤス編みの包帯をぐるぐると足に巻きつけたという感じ。
ロングピッチの段染めが活躍するデザインですね。
糸はニューヨークで買ってきたドイツ製Steinbach Wolle, Strapaz Cotton Effekt。さらっとしっかりしてて編みやすい糸です。「アメリカに来てドイツ糸買うの⁈」と友達に言われたのを思い出しました^^;
もう片足、飽きずに編めるかな…⁉